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IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

「一人でできないことができる場所」小林雪美さん

インタビュー第34弾は、「七ヶ谷雪ほたるまつり」活性化活動リーダーの小林雪美さんです。

明日(2月6日)から春のプロジェクト活動がスタートします!!

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― 自己紹介をお願いします。

はい、東京砧クラブ日本大学商学部3年の小林雪美です。


― よろしくお願いします。最初に、IVUSAに入ったきっかけを教えてください。


最初学校の広報誌にIVUSAが載っているのを見て、存在を知りました。その後クラスの友達の付き添いで新歓に行ったのがきっかけかな。あと、前にテレビで世界の貧困状況を特集した番組を見てから、なにか自分にできることないかなと思いつつも何もできない無力感を感じていて…。東日本大震災の時もただテレビの報道を眺めているだけだったから、IVUSAに入れば力になれるんじゃないかって思ったのもあるかな。


― そんな背景があったんですね。今までどんな活動に参加しましたか?

最初の活動が7月の山元町かな。(※1)もともと災害救援と海外での活動に興味があったんだけど、私東日本大震災のこと全然知らなくて。ちゃんと震災のことを知るために山元町の活動に参加したんだ。あと、1年生の時10個活動参加したよ(笑)。

(※1)宮城県山元町での復興支援活動。活動レポートはこちら。
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― 10個も参加していたんですか! 今年の春はどんな活動に行くんですか?

 新潟県にある関川村の雪ほたる祭り、雪祭り、どもんこ祭り、新潟県十日町市での雪原カーニバルに参加します。今回は関川村に9日間います(笑)。


― 結構ハードスケジュールですね(笑)。雪美さんは関川村の活動でリーダーをされているとの噂を耳にしましたよ。

 そう!雪ほたる祭りでリーダーをします。(※2)


(※2)新潟県関川村「七ヶ谷雪ほたる祭り」活性化活動。活動レポートはこちら。

― どうしてリーダーになられたんですか?

 1番大きな理由は、今の時期3年生は就活で大変なんだけど4年生になったら卒業だから、自分の持っているものを次の世代に繋ぐには今しかないって思ったんだ。今リーダーをやっておけば、次の夏とか来年の冬に自分がこれまで関川村で築いてきた関係性や知識を次の代に引き継げるし、次の年にできることが増えるかなって。


― そうなんですね。雪ほたる祭りとはどんな活動なんですか?

 雪ほたる祭りは、関川村の7つの集落が集まって行われるお祭りなんだ。タランペクラブっていう団体が主催しているお祭りで、雪を詰めたバケツをひっくり返してロウソクをたてた雪灯篭を作るんだ。凄く綺麗なんだよ!過去に雪の影響で交通機関がストップしてIVUSAが行けなかったときがあったんだけど、村の人たちが雪灯篭でIVUSAって文字を作ってくれたのが印象的だな。IVUSAが浸透してるお祭りだなって思います。
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写真:関川村の方が作ってくださった雪灯篭

― 本当に繋がりが強いんですね。

 そうだね。IVUSAの活動年月が1番長いのは十日町市で開催される雪原カーニバルだけど、地域の中で浸透しているのは関川村での活動かなって思う。関川村の良さはIVUSAを「ボランティアの学生さん」っていうくくりじゃなくて、その中の一人ひとりを見てくれることかな。しかも、村の人たちから関わろうとしてくれるのがいいところです。


― そこが魅力ですね。どんな隊にしたいですか?

 祭りの手伝いに行くから祭りを成功させたり盛り上げるのはもちろんなんだけど、祭りの手伝いの一歩上っていう、地域活性化させるために関川村を盛り上げる一員として先を見据えて行かないといけないなと思っています。地域連携協定を結んで今年で2年目なのかな。(※3)これまで自分たちは協定を使って何ができるんだろうってやってきたんだけど、次のステップとして今回は若者に焦点を当てていきたいなと思っています。
若者の問題ってどこの地域でもある問題だけど、やっぱり関川でも重要な課題で、同世代の私たちだからこそできるアプローチってあると思うから。難しい問題だけどあえて挑戦したいなって思います。

(※3)IVUSAと新潟県関川村は地域の活性化や地域防災への寄与を目的とした地域連携協定を締結しました。詳しくはこちらから。

― 今までは何がしたいか考えるところで止まってたんですね。

 今までいろんなことしてたんだけどね。小学校での防災教室とか。あと去年は、初めて現地の同世代の人たちと話す機会を作ったんだ。関川の魅力だったり問題点について話したよ。

― 貴重な経験ですね。では、隊員にメッセージをお願いします。

 学生にできることって本当にわずかだと思う。根本的なシステムとかは変えられないけど、自分達にできることは活動に行き続けることかなと。関川村には先輩たちから続いている信頼関係があるからこそできることがたくさんあるから、みんなにも積極的に挑戦してほしいと思います。


― 今まで関川村のことについて聞いてきましたが、今度はプライベートなことを聞きたいと思います。高校時代は主に何をしていましたか?

 部活は弓道部に入ってました。全国大会に出るようなところではなかったけど、部員は40人くらいいて、わちゃわちゃしていました(笑)。

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― 弓道部って少数派じゃないですか。弓道部あるあるはありますか?

 うーん、道場が寒いことかな?ストーブ焚いてても冬は寒い。あと、弓道の棒あるじゃん。あれって弦を貼るとしなるんだけど、最初からあの形だと思ってる人が結構いる!


― もともと曲がった形なのかと思ってました(笑)。

 それはやばいよ(笑)。


― 将来の夢はありますか?

ん~、将来のことについて今ちょうど考えていて。会社で利益を上げるために働くことも大事だけど、私はそれだけじゃ頑張れないから、何かしらの形で社会貢献しているのを目に見えて実感できる仕事がしたいな。そして結婚して幸せに暮らしたいね(笑)。

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― 雪美さんらしいですね(笑)。

 今は忙しいですか? 今はIVUSAの就活イベントの運営にも関わっていて、企業訪問したり何度も会議をしたり…。あとは自分の大学の東京砧クラブの役員かな。


― 色々なことに取り組んでいるんですね、モチベーションはどこからくるんでしょうか。


 自分のためになっているっていう実感があったり、私がそういうことに取り組むことによって喜んでくれる人がいるからかな。今が何でも挑戦できる時期だから、後悔しないようにやってるよ。


― 何事にも挑戦していく姿勢は大事ですよね。では、雪美さんにとってIVUSAとは何でしょうか。

 1人でできないことができる場所ですね。1人で地域に行って何かしようと思ってもできないけど、先輩が作ってくれた歴史があるから活動できたり、仲間がいたからひとりじゃ絶対できないようなことにも挑戦することができたと3年間を通して実感してきました。IVUSAで出来た人とのつながりはこれからの人生の中でも宝物になると思います
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― 縦の繋がりも横の繋がりも、仲間というくくりになりますね。これからも色々なことに挑戦していく雪美さんに期待しております。今日はありがとうございました。

インタビュー:長谷川千尋(日本大学1年)
編集:杉山佑希(日本大学3年)
カメラ:山田充(日本大学2年)

〜編集後記〜
いつもお世話になっている雪美さんの取材が、私の初インタビューになって嬉しいです!関川村への想い溢れる、繋がりを大事にする雪美さんの想いが感じられたインタビューでした。私も雪ほたるまつり活動に参加するので楽しみです!(長谷川千尋)