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IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

「好きな事が出来るところ」 土家遼介さん

第37回目のIVUSATIMESは、IVUSAの環境保護活動のひとつである「竹林整備活動」のこの春の活動のマネージャー、土家遼介さんのお話を伺ってきました!

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竹林整備活動の活動レポートは【こちら




― 自己紹介をお願いします。

 東京多摩クラブ法政大学4年の土家遼介です。お願いします。





― お願いします。まずIVUSAに入ったきっかけを教えてください。

 IVUSAに入ったきっかけは、新歓時期に山のようにもらったビラを1回バックの中にしまって、また出した時にIVUSAのビラがちょうど1番上にあったからだよ。





― え!?


 そう(笑)。ボランティアがやりたいからっていう理由で入った訳じゃないんだ。






― 意外な理由でした(笑)。これまで参加した活動の中で印象深い活動はありますか?

 やっぱり竹林整備活動かな。




― 今までどれくらい行きましたか?

 1回数えたんだけど。飽きちゃって。20回くらいかな。


活動中の土家さん




― そうなんですね。どんな魅力がありますか?

 よく聞かれるんだよね、それ(笑)。現地のニーズをどれだけ解消するかっていう活動だから、自分たちが現地に行って活動しましたっていう前後の差がわかりやすいところが魅力だと思います。





― 今回竹林整備活動でマネージャーをされると聞きましたが、どんな隊にしたいですか?

 現場経験豊富な子もいれば今回初めて参加する子もいるし、全員が現場経験を通して経験値を上げていけたらなと考えています。また、任せられたものは今年中に全部片づける方向で考えています。




― 結構大変ですね。

 そうだね。肉体労働だからね。




― そもそも、なぜ竹林整備をしなければいけないのですか。

 竹林の整備する理由としては、竹に限らず木もそうなんだけど生えすぎると日光が下まで届かないんだよね。暗くなっちゃうから。そうすると、地面に生えてる草が光合成できなくなって育たなくなる。生えてたものが枯れちゃって地盤が緩くなる。そういうところは、雨で土がどんどん流れて土砂災害にも繋がるし、栄養分が流れることによって植物が育たたなくなっちゃうし。育たなくなると竹自身も枯れて、最終的にはそこが禿山になっちゃうっていうのがあるから、残すものは残して、切らなきゃいけないものは切るっていう感じで区別をしなくちゃいけない。切ったものは他で資源の活用だったり、普通に燃やしたり。こういう理由があって竹林整備をしています。





― そういう理由があったんですね!切る竹の見分けは付くんですか?

 うん!基本的に最初に活動に来てくれた子には、こういうのは残してねって指示してから出すから活動していく中で分かってくると思う。





― そうなんですね。重機は使いますか?

 いや重機はなくて、てのこっていって手で切るのこぎり。あれだけかな。こどもの国っていうところで作業していて、そこの作業員の方が最初は教えてくれていたんだけど、今は学生たちの間で伝達していった感じで。だから2回、3回来てる子は今度は教える側になって、班長になって、活動を一緒に作っていく。





― だからリピーターが多いんですね。

 そうだね。1回来れば覚えるからね。





― 隊員に活動を通して感じてほしいことはありますか?

 この活動って安全面を意識しないと、1人1本刃物を使うし、作業現場が真っ平らってわけじゃないし、切る竹のすぐ横にまた竹があったりとか時期によってはマムシとかハチも出るしね。自分もだけど周りの人たちの安全の意識っていうのをしながら、この活動に限らず他の現場でも活躍してもらえたらなと思っています。





― もう少しで卒業ですが、IVUSAだったり、多摩クラブにメッセージはありますか?

 とりあえず思い立ったら行動したほうがいいってことかな。やろうと思っても、一度考えちゃうとくよくよ悩んじゃうと思うんだけど、とりあえずやってみて一歩踏み出したほうが悩んでもスタートしちゃったんだから仕方ないよって思うんだよね。それくらい振り切ってやってた方が経験も積めるし、失敗することが悪い事じゃなくて、失敗したところでそれを次回にいかせばいいわけだし。活動前になるとマネージャーやるか悩んでるんですって話をよく聞くけど、とりあえず立候補してみて考えればいいと思う。色々後悔は出てくると思うけど、やらずよりはやって後悔する方がいいのかなと。迷う前にやってみろ!と思います。





― ありがとうございます。何か今後の展望はありますか?

 今後の展望?(笑)





― IVUSAは社会問題を解決するためにやってるじゃないですか。社会に出たら仕事とか忙しいので、そういう風に社会問題にコミットするのはなかなか難しいんですけど、そういうのを意識しながらどんな大人になりたいとか…(笑)。


 考えてなかったな(笑)。ざっくりとしか考えてないんだけど、入る会社が植物関係で木材を扱うところだから、今やっていることと似ている路線ではあるんだ。その会社で一人でも多く環境問題の原因を知っていけたらいいなと思っていて。今環境問題がいっぱいあって、こうしたらいいっていうのはテレビでやってるし学校でも習うんだけど、なんでそれが起きてるのっていうところまでは、知ってる人が減ると思うんだよね。代表とか事務局の方の話を研修で聞くと思うんだけど、目の前の問題を解決するんじゃなくて、その根本を解決しないと結局はぐるぐる出てきちゃう。だから原因っていうところまでを多くの人に知ってもらって、もうちょっと地球に優しくできたらいいなっていう感じかな。

過去には法政大学多摩キャンパスクラブ(現・東京多摩クラブ)のクラブマネージャーも務めていた土家さん。






― 事実じゃなくて原因をということですね。就活に植物関係の職業を選ばれたのは、竹林の影響ですか?

 そうだね。竹切ってたら路線変わったよ(笑)。人生何が起きるかわからないね。





― では最後の質問を。土家さんにとってIVUSAとは?

 自分にとってのIVUSAかあ。4年間好きな事しかやってこなかったから、好きな事ができるところって捉えてます。ほんとに4年間やりたい事ばっかっていうか、やりたい事だけやってきたから。





― 辛かったことはなかったんですか?壁にぶつかったりとか。

 あまりないかも。いや壁にぶつかったことがないっていうとダメ人間に聞こえるけどやっぱり楽しくやってたから、楽しくやってた理由が周りに一緒にやりたいなっていう仲間がいて、一人じゃなかったし。進みづらいなと感じることはなかったかな。





― 上に立つ経験をした人がそれを言うとすごく深いですね。絶対大変だったはずなのに。今日はありがとうございました。





インタビュー:長谷川 千尋(日本大学1年)
カメラ:渡邉 茉理神奈川大学2年)
編集:杉山 佑希(日本大学3年)




〜編集後記〜

何事にも楽しみながら取り組んでいく土家さん。仲間や、物事を前向き捉えることの大切を改めて知ることができる取材でした。これからのご活躍に期待しています!