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IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第49回「自分の課題を見つける場所」豊口真由さん

49回目のインタビューは掘り出し企画第3弾!IVUSAの中では少数派の短期大学に通う会員にお話を伺ってきました。


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―では、まず自己紹介からお願いします。

はい。東京板橋クラブ東京家政大学短期大学部2年豊口真由です。お願いします。




―お願いします。最初にIVUSAに入ったきっかけを教えてください。

もともとはボランティアをしていたら就活に有利かなと思っていて、IVUSAの新歓バーベキューに行ってみたんです。その時にある先輩と話して、この人本当に歳が一つしか離れていないのかなと思うくらいすごくivusaについて熱心に話していて、私もこのくらい熱心に一つの事を話せる人になりたいと思って入りました。



―なるほど。じゃあ、今まではどんな活動に行ってきましたか?

去年の夏に新潟県関川村の大したもん蛇祭り活性化活動(※1)に行って、それから茨城県常総市の水害の災害救援活動(※2)、新潟県旧栃尾市のこども隊(※3)、春に沖縄県戦没者遺骨収集活動(※4)、新潟県十日町市の雪原カーニバルなかさと活性化活動(※5)に参加して、2年生では竹林食育活動(※6)に行ってまたこども隊に行って・・・。たくさん活動しています(笑)

(※1)新潟県関川村「大したもん蛇祭り活性化活動」の活動レポートはこちら
(※2)2015北関東・東北豪雨災害救援活動の活動レポートはこちら
(※3)栃尾ふるさとづくり活動こども隊の活動レポートはこちら
(※4)沖縄県戦没者遺骨収集活動の活動レポートはこちら
(※5)新潟県十日町市「雪原カーニバルなかさと活性化活動」の活動レポートはこちら
(※6)竹林食育活動の活動レポートはこちら



—1年生の内に沢山活動に行ったんだね。その中で何か役職は担っていましたか?

うん。雪原カーニバルで調理PT(※7)を、竹林食育で勉強会PTを担当していました。雪原カーニバルの活動での調理PTは、私が栄養科で普段学んでいることでもあって、大人数の分の調理はすごく楽しかったです。

(※7)Project Teamの略。活動を中心となって作る人のことを指します。



ー大学では栄養の事を学んでいるんですね!じゃあ、IVUSAの活動での1番の思い出は?

常総市の水害の救援活動です。そのときはあるお宅の床下に入らせてもらったり、その家の方とお話もしました。それまでの他の活動では現地の方となかなか話せなかったんですが、この時は自分から話しかけに行くことができて、その家のお父さんに聞かせていただいたお話がすごく印象に残っています。



―それはすごくいいね。今まで沢山活動に参加しているけど、大学の授業とIVUSAの活動の両立していく部分で今まで大変だったことはある?

1番は先ほどもあげましたが、常総市の水害のときですね。先輩に後押しされての参加でしたが、私自身も常総で水害が起きたときにひとり行ったところで出来ることなんてすごく少ないけど、行かないよりは絶対行って力を貸してあげる方がいいと思って参加しました。でもその時大学に週6回通って、残りの日曜日に常総市に行く感じだったので、バイトも全然できなくて。次の日はまた授業あるので朝起きて行くんですが、授業寝ちゃって後期の成績が非常に悪かったことが大変でしたね(笑)。



—そうなんだ。水害は後期の始めだったしね。豊口さんは短大生ですが、短大ってすごく大変なイメージがあります。でも短大だからここはいいっていうのとかある?

東京家政大学には、クラス制度というものがあります。高校のように1クラス40人程のクラス単位で勉強しているので、私のクラスはすごく仲良いの。夏にクラスのみんなでコテージ2つ借りて、全員でバーベキューしに行ったりするほど。年間の授業の量も大学に2年間しかいられない分多いので、一緒にいる時間が長いからこういう関係になれる。それが短大のいいところだと思います。

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写真:豊口さんの学校でのクラスの方々

―そうだね。それだけ大変な授業ばかりで、その中で頑張って行くんだもんね。じゃあ、短大の良いところを先に訊きましたが、逆に短大生が4大生に劣る部分ってなんだと思いますか?

きっと4大生ならもっと時間に余裕あって、たくさんバイトもできたんじゃないかなって思います。バイトすればお金があるから遊べるし、色んな場所に行ける。私は短大の授業や課題に追われていて遊べていないのですごく遊びたいです。




―たしかにね。短大2年ってことはもう就活もある中、IVUSAでも様々な活動に参加するって本当に大変だと思います。豊口さんにとっての頑張る原動力はなんですか?

短大に通っていることが私にとってコンプレックスではありませんが、社会的な目が4大卒より厳しくなりがちだと思います。私はお金の都合で国公立か短大を目指すことになり、家からの距離や学びたい分野の関係で東京家政大学の短大部に入学したわけで、簡単に短大だから頭が悪い風に思われる事がすごく嫌でした。だからこの短い学生生活の中で、IVUSAを使って世の中の4大生より色んな事をたくさん経験して、少しでも多くの事を得たいと思っています。要するに、負けず嫌いな私の性格が原動力かもしれません(笑)。



—お話聞いていて負けず嫌いだと思いました(笑)。卒業までもうちょっとですが、これからどんな風に過ごしていきたいですか?

IVUSAでは、集大成としてどこかの活動でプロジェクト幹部を務めて卒業したいと思っています。それから私自身のこれからの話なんですが、今実際に就活していて、元々目指していた保育園の栄養士だとあまり給料良くないという現実を見てしまったので、色々考えて一般職に就こうかなと考えています。私自身のやりたかったことと違ってしまうけど、その中で自分がやりたいことをちゃんと楽しめる大人になりたいです。普段電車乗っていると、すごく疲れた顔したおとなばかりいるので(笑)。


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―そうだね。その心がけは大事だと思います。豊口さんは東京板橋クラブに所属していますが、クラブでは何か活動していますか?

クラブでは、今年から「子どもセクション」という部署がクラブの中にできて、その活動の調整のために板橋のボランティアセンターに行っています。



—どんなことをするセクションなの?

子ども関係のボランティアならオールマイティにしていく予定です。去年までは『ママセク』という板橋クラブのクラブマネージャーの「子どもを持つお母さんに休日をあげたい」という夢企画(※8)から生まれたセクションがあったんですが、それがもっと大きく活動していくセクションになります。

(※8)学生のやってみたい、かなえたい「夢」を募集し、その中から選ばれたものが実際にIVUSAがボランティアとして事業化するという企画。国士館大学で行われていたものが発祥であり、IVUSAでは去年まで毎年コンテストを実施し新規事業として様々な活動をしていました。



—挑戦したいこといっぱいできて楽しそうだね。じゃあ、そんな板橋クラブのみんなへメッセージをお願いします。

今年の新歓で4人の短大栄養科の1年生がIVUSAに入ってくれたけど、その子たちはみんな栄養士の資格取得課程と教職課程の両方を履修しています。短大で栄養士と教職両方取るとなると、高校のような時間割になっちゃって、すごく忙しいんです。そんな中で自分がやりたいことをできないなって思う時が来ると思うの。そうなった時に周りの環境に負けないで自分のやりたいことを頑張ってほしいなって思います。



—確かにそうだね。やりたいことができないってすごく嫌だもんね。まあそこは先輩のサポートが大事になってくるね!

頑張ります(笑)

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—ずっとIVUSAのこと訊いていたので、豊口さん自身にも迫ってみようと思います。なにか得意なことはありますか?

栄養学を学んでいるわけだし、料理が得意って言っておこうかな。栄養バランスを考えて自炊はできるはずです(笑)。




―すごい!普段の授業でも献立とか考えたりするの?

ライフステージごとにおじいちゃんやおばあちゃん、小学生の学校給食とか、それぞれにどれくらいの栄養素が必要っていう決まりがあります。それに合わせて逆算して、食品これが使えるから、これを作ろうみたいに考えたりします。



―難しそうだね。栄養士って国家資格だっけ?

栄養士は違います。医療系の傷病者に対しての処置ができたり、個別のカウンセリングができるのが管理栄養士で、栄養士はそれこそ学校給食の献立を立てたりというくらいですね。



―そうなんだ。栄養士のような専門職の就活ってあまりイメージできないのですが、就活では実際何をしていますか?

今は一般企業を受けているんですけど、栄養士って基本的には、委託給食会社っていうところに勤務する人が多いです。そういう会社は普通の会社ではあるので、説明会に行って、履歴書を出して、一次二次で面接グループとかして、個人面接してっていう感じです。



―本当に大変だね。私も就活の時期に頑張りたいと思います。では最後になります。豊口さんにとって、IVUSAとは何ですか?

いろいろ考えていましたが、「自分の課題を見つける場所」かなと思います。以前、板橋クラブのある先輩が「挑戦することはワクワクする」って言っていて、すごくIVUSAって楽しいなと感じ、挑戦の場かなって思いました。だけど2年生になって、いろいろやることも増えてそれだけじゃないかなって感じたので、自分が活動の中で何ができないのかっていう部分を見つめ直せる場所っていう意味で『自分の課題を見つける場所』にしました。

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―いろいろ2年生になって知ったっていう感じですね。では、これで質問は終わりとなります。本日はありがとうございました。



インタビュー・編集:長谷川千尋(日本大学2年)
カメラ:山田 充(日本大学3年)




編集後記
同じ2年生が就活をしつつ、ivusaも頑張るってほんとにすごいと思う。短大、4大関係なく、その期間でどれだけ自分がやるか、やりきるかをいろいろ選択肢を選ぶことでその時得るものって変わるんだなって思いました。あとまゆが負けず嫌いなのを改めて実感(笑)。