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IVUSA TIMES

日本最大級のボランティア学生団体IVUSAの素顔が読めるWEBマガジン

第59回「世界規模のアヒル軍団」斎藤翔矢さん

今回のIVUSA TIMESは、3月15日に無事終了したネパール山村支援活動のプロジェクト・マネージャーである龍谷大学4年の斎藤翔矢さんです。斎藤さんは活動前、ネパールに対してどのような思いを寄せていたのでしょうか。また、活動後にネパールに行った感想も伺いましたので合わせてご覧ください!


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―自己紹介をお願いします。

龍谷大学4回生の斎藤翔矢です。年は22。血液型はB型。ふたご座。好きな食べ物はエビチリ。好きな女は戸田恵梨香。えー、ストップって言ってな。



―分かりました(笑)。今回は、ネパール山村支援活動のプロジェクトマネージャーということで取材させていただきますが、まずは詳しい目的やどんな活動なのかについてお聞きしたいです。

活動の内容は、2015年にネパールで起こった震災によって損壊した学校の増築作業だね。


―では、力仕事が多いっていう感じですか。

どこまでの修復作業になるのか把握してないから全然分からへんな。ほんまに基礎が潰れてるようだったら一回潰してからもう一回立て直さないかんし、ガラスとかセメントが剥がれてる程度やったら、本当にそれを塗りなおすだけの作業になるかな。海外の活動は行ってみんとどうなるか分からん。俺らがいるのかも分からへん。


―そうなんですね。じゃあ、もしかしたらペンキ塗りぐらいの作業から始まる形になるんでしょうか?

うん。ある程度の簡単なセメント塗りとか、剥がれ落ちたものの片付けとか、セメントペンキとか。あとは壁の修復とか。そこら辺のレベルの話やとは思ってる。


―IVUSAがネパールの活動へ行くきっかけは何だったんですか?

元々個人でネパールの山村ボランティアをしている方がいらっしゃって、IVUSAはそこに乗っかる形でプロジェクトが始まったかな。その人がやっている支援をサポートしようっていうことだったんだよね。


―最初は少人数から始まった活動だったんですか?

うん。すごい少人数やった。今年は、学生は24人行くかな。


―では、事前に学生が準備することは何かありますか?

今からはもちろん初めての海外の活動とかネパール初めての子とか多いから、ネパールの知識を知ってもらうのは大前提。で、ネパールの震災のこととか、ある程度状況を知ってもらった上で、俺たちがやれることでは、勉強することと募金かな。重機を動かせるようにしとくとか、セメント塗りをちょっとやってみるとかはない。


―でも本当に海外になると、危険なこととか多そうですよね。

まあまあまあ。日本と比べたらな。


―その地にIVUSAだからこそ行く理由とかはありますか?

 学生やからこそ、一人一人が力を使って、で自分たちのお金で行って活動するってことは、ネパールの山村という閉ざされた地域の中においては、新しい考え方だと思うんだよね。一緒に生活して、若い人たちが自分の村のために何かやってくれるみたいなね。ただ与えるのではなく、一緒に何かをやる。俺たちが行っても別にそんなプラスにはならへんけど、あっちの人の方が早くやれるんだろうけど、それでも俺たちが行って、若い子たちが来てくれはるっていうことはどういうことなんやろなって考えになってくれたらいいなっていう気持ちでやっています。そんなに力とか金とかモノとかではプラスにはならへん。それでも自分たちが、若い世代が行くことによって、新たなネパールとの繋がりになればなぁと思っています。


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写真:今回の活動での一枚


―本当に学ぶことが多い隊ですね。では、次にプロジェクト・マネージャーになった理由を聞かせてもらえますか。

プロジェクト・マネージャーになった理由、まじでノリ。俺、最初はプロマネじゃなかったもん。


―今回のプロジェクト・マネージャーへの自信はありますか?

 全然。あるわけないやん!ペーペーやで。一番下の底辺を生きてきた男がプロマネになんてできるわけがないやん。ネパールでの活動が一番最初の海外の活動だったんだよね。だから、一番衝撃を受けた。IVUSAの海外隊ってこんなんなんだ。こんなやばいんだ。めっちゃおもろいんだって。中国行ったら、なにこの贅沢感。これはこれでめっちゃええやん。一個一個ちゃうやん。他の活動もそうやとはおもんやけど。より、鮮明に人のあれが出るのが、少人数の海外隊やから。ずっとしゃべれるから。一緒にずっといるし、逃げられへん。だから、一番おもろいし、隊の色がでるし、新鮮さがあるから。夜空見ながらキスしたら彼女できるしな。今のちゃんと載せとけよ(笑)。

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―ちゃんと載せます(笑)。では、ネパールに行ってきた感想はどうだったんでしょうか?

 ネパールは、比較的治安がいい。貧困層とそうでない層がしっかりと分かる。都市部の貧困層と、山村部の貧困層もまた違う貧困である。で、未だにその山村部の貧困層と都市部が離れてるから、孤立してるって言ったらあれなんやけど。そこまで手が届いてない。カレーはな、豆が多い。


―今回インタビュー引き受けていただきましたが、この記事を見る人に何か伝えたいことはありますか?

 真面目に話すと、こんな奴でもリーダーなれるよっていうのを伝えたいですね。IVUSAに所属していない人には、震災があって、ネパール政府がシャットアウトしてしまったことで、あんまりネパールの国外に情報が流れてない状態になっているから、ネパールが今どういう状況かっていうのと、どういう支援を求めているのか、今どういう発展をしているのかをしっかり知ってほしい。IVUSAの学生は単位取ってください。携帯ゲームはいいよ(笑)。


―携帯ゲームはいいですよね(笑)。最後の質問の前に、今回のネパールの活動についてさらにアピールしておきたいことはありますか?

 ネパールの募金してるってことかな。今、ネットでも募金をしていて、募金してくれたらこっちから何かを送らさせていただきます。本当にあなたのその1円の、その少しのお金っていうのが、あっちの人たちにとって、本当に、かけがえのない1時間・2時間っていうのを作り出すことができる。決して無駄にならへんお金だと思います。だから募金は数多くあると思うけど、どうせ無駄やろとか思わずに、少しでもその募金を知る機会があるんやから、あなたの手を差し伸べてほしいなと思います。


―では最後の質問になります。あなたにとってIVUSAとは何ですか?

 「世界規模のアヒル軍団」です。理由は今年が酉年なのと、これから飛び立つであろう若い人たちが白鳥になるべくがむしゃらに頑張っている場所だと思うから。
それと、3500人の個性が集まる場所でもあるかな。アホみたいなやつ、いっぱいおるやん。まじで言うと、IVUSAって暇つぶしの何物でもないよな。理由は、大学生という人生を考える一番暇な時間をそこに充てるからかな。でも、関東とか、関西とかで、いろんな海外活動とかで、ボランティアっていうツールやけど、そこにあるのはやっぱり、「縁」じゃん。俺ら学生ができるボランティアっていうのは何かっていうと、やっぱ人と人との縁を繋げることだと思うんだよね。次の未来に、若い世代が繋がることで、次の未来に繋がっていけると思っています。

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<最後に>
今年のネパール山村支援活動は2017年3月15日に無事に終了しました。今回のプロジェクト・マネージャーである斎藤さんに活動が終わってみて感じたことを伺いました!


ネパールという地を2回訪れて、まだまだやれることはあるなっていうのが1番の感想です。インフラの設備、雇用の問題、教育環境、それらが目に見えて現れているのがネパールで、2年前とその状況はあまり変わっていませんでした。途上国での支援でできることは現地の人と行う活動、それが大きな支援になっているのかというのは隊員たちも自分もとても大きく考えるところでした。支援とは何か、ボランティアとは何なのか、それを常に考え現地での活動を過ごしてきましたが答えが出たかというと分かりません。でも、1つ言えるのは自分たちがやってきたことは微力でも必ず現地の力になった。子供達や村の人の笑顔が次の世代の力に繋がると信じています。これからまだまだ繋がり続けなければならないネパールと日本の(小さいかもしれないけど)絆を残せたと思います。


インタビュー:長谷川千尋(日本大学2年)
カメラ:前田知甫(立命館大学2年)
編集:清野姫史(神奈川大学2年)



〜編集後記〜
ネパールでの活動はここ最近では行われていなかったので、どういう活動なのかはあまり知られていませんでした。でも、編集を通して活動に関わっている人たちの思いを知りました。この記事を通してネパールでの活動について関心を持つ人が増えてくれればと思います。ちなみに私の大学の先輩も何人か活動に参加していたのですが、Facebookの投稿で活躍を知ってとても嬉しく思いました…。