IVUSA TIMES

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第60回 「“新しい”に出会える場所」雨宮瑞月さん

インタビュー第60弾は2月23日から27日に行われた「第7回静岡県西伊豆町活性化活動」のプロジェクトマネージャーを務めた雨宮瑞月さんです。
西伊豆への想いや常にアクティブな雨宮さんについて話を伺ってきました!

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ー 今日はよろしくお願いします。では最初に自己紹介を。

 はい。神奈川大学4年の雨宮瑞月です。西伊豆町地域活性化活動7次隊のプロジェクトマネージャーをしておりました。


ー 今回の活動はどんなことをしてきましたか?


 メインでやってきたのはヤーコンフェスです。他にも、ヤーコンの収穫や植える作業、海岸の清掃と整備も。それと、黄金崎っていう観光地の林道整備と、松の木が生えやすくなるように土が見えるまで落ち葉掻きをしたり。4泊5日96人で行ってきました。「ヤーコン」は知ってる?


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写真:活動の様子

ー はい!ヤーコン茶とか。

 そうそう。芋みたいな実ができる植物で根から葉まで栄養がある健康野菜として有名だね。そのヤーコンを使って町おこしをしようと思ったの。ヤーコンを普及させていきたいけど、どうしても美味しいと思わないものとか売れると思わないものは作ろうと思わないよね。だから町民の皆様に、「ヤーコンってこうやって食べたら美味しいのか!」とか、「自分の畑が余ってるからヤーコン作ってみようかな」と思ってもらえるようなイベントとしてヤーコンフェスが開催されたんだ。レシピ開発をして自ら料理して振舞ってきました!


ー ヤーコンフェスを1からプロデュースしたのですか?
 
 うん。学生100人で1から作った。その分すごく大変だったよ。3ヶ月の準備で、PTと一般隊員とか関係なく一人一人が各ブースやレシピ開発に携わったりして、みんなが頑張ってくれたから今回のヤーコンフェスは無事成功に終わったのかなって本当に思う。イベント前夜も、より良くするために頑張ろうって全員が色んな部屋使って展示物や装飾物の制作したり、ステージの練習したり、よさこいの練習したり、レシピ開発の質を向上させたりして、本当に寝てなかった(笑)。それでもみんな笑顔で、楽しく頑張ってくれたから嬉しかったなあ。1から作るってすごく面白いよ。それと、町民や町役場の方々が協力してくださったからこそできたイベントでもあるなとすごく実感したね。


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写真:ヤーコンフェスの様子

ー そうですよね。実際に開催してきて、どうでしたか?

 そうだね。ヤーコンフェスは100人以上の方が来てくれた。3次隊の交流会は8人だよ?5次隊で50人。そうやって考えたらすごいよね。ちょっとずつ町に関心が出てきてくれた人が増えたのかなと思う。すごいよかったなあ。


ー 100人もの町民の方々が来てくださったんですね!これからIVUSAと西伊豆町はどんな関係であって欲しいですか?

 そうだね。一緒に町の将来を見据えて、何かアクションを起こし続けられるような関係であって欲しいな。人手が足りないから人手としてとかじゃなくて、一緒に町を活性化していきたい。IVUSAと西伊豆町の歴史はまだ浅いけどその中に色んなことが詰め込まれていて、5回目の活動では地域連携協定を結んだのね。今後もIVUSAと町の今繋がっている方々やこれから繋がる方々と「町民が主役となる町づくり」を目指していって欲しいな。


ー すぐに出来上がることではないですし、より良くしていきたいですよね。

 うん。やっぱり、IVUSAの学生だけが頑張っても続かないんだよね。結局は町民のみなさん次第になってくるところはあって。特に西伊豆町は近所付き合いがすごく良い町なの。だから住民のみなさんが、たぶん本気になったらすごく強い町だと思ってる。

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ー 火をつけていきたいですね。プロマネとして嬉しかったことはありますか?

 嬉しかったことは、隊員の西伊豆行って良かったって声を聞けたことかな。少しでも西伊豆の魅力や今後の西伊豆の可能性を知ってもらって、他の地域活性化の活動に行った時にも、ぜひ今回の経験とか得たものを活かしてほしいと思ってる。あとは、「悔しかった、もっとできた」って帰る人も多くて、一回一回だけでは結果が見えないからこそ行き続ける意味があるんだよね。それに今回だけではわからない魅力も沢山あるから西伊豆にも行き続けて欲しいな。


ー 隊員に今伝えたいことはありますか?

 隊員に限らず、IVUSAのみんなにも言いたいことは、すごく偉そうかもしれないけど、これやりたいって思うだけだと何も変わらないってこと。もしかしたら自分が動いてみたら変わるかもしれないって思って動いて欲しいです。思ってたことに対してアクションを起こせば何かが変わるかもしれないからね。IVUSAではそれができると思うの。私は今回のヤーコンフェスがそうだから。ヤーコンフェスやりたいって自分が動いたからみんなが協力してくれて、そのお陰でできたイベントだなって。

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写真:7次隊の集合写真


ー なるほど。雨宮さんはサバサバしていて、あんまり情とか無いイメージがあったんですよ。だからみんなのお陰とか思うんだなあと嬉しくなりました。。

 思ってるよ(笑)。でも自分で精一杯でいつも。だからそう見えちゃうのかもね。今回の活動も、全部自分一人では出来ないから、みんなが動いてくれてできた活動だなって実感して最後ありがとうしか言ってなかったよ。


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ー 話題を変えて、今度は雨宮さんの話を聞いていきたいと思います。もう少しでご卒業ですが、その後の進路は?

 そっか、ごめんね言ってなかったね。旅行会社に行きます。


ー 旅行会社!それはどうしてですか?

 元々、地域活性に携わりたいなと思ってたのね。でも地域活性にしても色んな手段があると思うんだ。ボランティアもそうだし、公務員や自治体に入るのもそうだし、マスコミとか広告系とか。その中で、自分は何が良いんだろうなって考えた時に、観光系かなと思って就活を始めた。IVUSAで西伊豆とか他の活動を通して、現地で頑張っている人を沢山知れたの。町をもっと盛り上げないとって思っている人がいたり。でもその地域を知らない人たちが多かったりして、そこを変えていきたいなと思った。西伊豆だって、私も行かなかったら知らなかったし、IVUSA入ってなかったら知らなかったし。そういう人たちが多いんだろうなと思って。だから、旅行を通じてその地域に行ってもらって結果、地域活性化に繋がれる何かになったらいいなと思って。簡単に言ったら、旅行を使って地域活性化をしたいなってことかな。こういう考えに至るまで結構悩んでたからすごく周りに助けてもらったんだ。自分だけで考えるんじゃなくて、色んな人たちと話をしながら自分の将来のことを考えていけたらいいんじゃないかなと思っているよ。

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ー 社会人なっても頑張ってくださいね。趣味とかは?
 
 趣味はあんまりないけど、食べるのとか寝るのは基本的に好きだよ。あとは、文房具が好き。


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写真:食べている雨宮さん


ー 文房具!女子っぽいですね。

 女子だから(笑)。シールとか付箋が好きで。手帳とかにいっぱい貼ってる。見る?


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写真:雨宮さんのスケジュール帳

ー 几帳面なんですね。

 ピンクが学校の授業関係で紫が教習所で、黄色がIVUSAで緑がバイトなの。今まで青があったんだけど、それは学祭実行委員会で。シール貼ってこの日遊ぶから楽しみに頑張ろうみたいな感じ。あんまり遊びに行く時ないけど。


ー 予定もびっしりですね…。1年生から学祭実行委員もやられていて、だいぶハードスケジュールでしたよね?

 うん。実行委員は週2で会議があった。それと普通の授業プラス日本語教員の養成課程も取ってたしバイトもしてIVUSAもしてって忙しかったね。


ー 何もない日は・・・?

 なかった!!!必ず手帳は全部埋まってた。


ー すごい。仮にお付き合いをされている方がいた場合、会う時間はあるんですか?30分会ってバイバイとかですかね。

 さすがにそれは無いよ(笑)。その時は会う時間も含めてちゃんと予定組んでたから。でも、大体自分の予定が忙しすぎちゃって相手を蔑ろにしてしまうことはあったよね。で、別れることはあったよね。


ー なるほど…。

 そうだね。そうだ、これも多分意外だと思うよ。14年間クラシックバレエをやってたの。


ー え〜!意外です。だから姿勢良いんですね。

 今頑張って良くしてるんだよ(笑)。小学生の時は水曜日以外の週6全部バレエだった。でも水曜日はピアノ教室行ってたから、遊んでなかったなあ。ピアノは小学1年、2年の時に甲信越の地区予選で2位になって全国大会に出場したの。だからピアノは才能あると思ってた(笑)。けど小6で辞めちゃった。それで、高校2年生までバレエ続けて年に3回はコンクールで東京に行ってたり。1月3日からコンクールで年末年始も休みがない時もあったね。


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写真:小学校6年生の雨宮さん


ー 幼い頃から忙しいのが当たり前なんですね。

 当たり前なのかもしれないね。バレエ辞めてからは生徒会を頑張ってた。大学はせっかくだし良い大学生活にしたいと思って、入学前から4年間でどんなこと成し遂げたいかを考えて目標立ててたかな。その目標を達成するために学祭実行委員会とIVUSAに入って、やめたいやめたいと言いながらどっちも4年間続けちゃいました。その分行き急いだ4年間になったけど(笑)。


ー 本当にアクティブですよね。私とは全然違うなあって。

 いいんだよ。逆にスローペースもいいなって思うもん。


ー 憧れますよ。いっぱい喋るところとか。

 あのね、よく話をしたがる人なの。最近口数減ってきたけど、こういう場面になると、聞かれるのが嬉しくていっぱい話しちゃうみたい(笑)。

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ー よかったです。血液型は?B型ですか。

 B型ですね。ザ・B型だよ。超マイペースで自己中で、自分の世界で生きてるから。どう思う?こういう女性。


ー 今の時代にぴったりだと思います。

 ありがとう。私、噓つけないからさ。今全部本音で話してるから怖くなってきたな(笑)。


ー 全然大丈夫ですよ!雨宮さんにとって尊敬する人はいますか?

この人!っていう人はいないかな。もちろん、その時々には尊敬する人はいるんだけどね。尊敬する大先輩が沢山いて、その人たちがムカつくからとか絶対超えなきゃなって思ったりとか。同期だったら平岩智行くんかもしれないし。超えたいとか悔しいから次こそは成功させたいって思いが原動力になってるかな。2年生の夏から行ってる西伊豆も、上手く行かなかった時にもうこういう思いはしたくないって思って何度も挑戦してきたし。幹部選挙も1年間悔しい思いしたから出たし。大体原動力はそれだね。


ー では最後に、雨宮さんにとってIVUSAとは?

 「'新しい'に出会える場所」です。もちろん初めましての人たちに出会うことはできるし、新しい場所と出会うこともできるし、そういうところを通して新しい世界と出会うことができたりとか。もちろん新しい自分に出会うことができて。これできるかもって思った自分もいるし、これ全然できないなって思った自分もあったし。すごく色んなことに出会ってすごく色んな自分を見て、成長することができた4年間だったなと思います。


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ー 素敵です。。私も沢山の新しいに出会って成長していきたいです。

 そうだね。そのためには挑戦していかないと、色んなことに。


ー はい!今日はありがとうございました。

 いえいえ、こちらこそお時間いただきありがとうございました。


第7回静岡県西伊豆町活性化活動の活動レポートはこちら


インタビュー・編集:渡邊茉理(神奈川大学3年)
カメラ:清野姫史(神奈川大学2年)


〜編集後記〜
実は今まで少し怖いなと思っていた大学の先輩でしたが、取材を進めていくうちにとっても楽しそうに笑顔を見せながら話してくださり大好きになりました。知るって大切だなあと実感しました…。
スケジュールは本当に何も書いてない日がなくて…そんな中でも生き生きとしている雨宮さん。そして、「負けてたまるか!」という強いハングリー精神もあり私もこんな女性になりたいなと思いました。社会人になっても雨宮さんらしく頑張って欲しいです!