IVUSA TIMES

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第77回 「自分で創る遊び場」 津坂雄貴さん

今回のIVUSATIMESは、子ども年間チームのチーム長であり、今年の夏は子どもカンファレンスのプロジェクトマネージャーを務めた、神奈川白楽クラブ神奈川大学4年の津坂雄貴さんです。子どもカンファレンスへの想いや、津坂さん自身の大学生活4年間についてお聞きしました。ぜひ最後まで読んでみてください!


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―まず、簡単に自己紹介をお願いします。

 はい、神奈川白楽クラブ4年の津坂雄貴です。肩書とかいるかな(笑)。子ども年間チームのチーム長 を務めていて、今年の夏には子どもカンファレンスのプロジェクトマネージャーを務めました。


―子どもカンファレンスのプロジェクトマネージャーということで、子どもカンファレンスってどのような活動なのですか?

  子どもカンファレンスは、体を動かす活動というよりは、机に座って室内で講演を聞いたり、ワークショップメインとする活動です。今回は「子どもの貧困」がテーマでした。まず、教育環境などの子どもの社会問題の現状を外部の方に講演していただいて、講演をもとに学生たちに何かできるのかを考えたり、現在IVUSAで行っている子どもの活動について話し合いを行いました。


―夏の活動ではで唯一動かない系、ですよね。

 そうですね、はい。


―モチべーション的にはどうでしたか?

 モチべーション...(笑)。子どもが好きだし、子どもの社会問題について知るというのも興味があるか ら、すごく楽しみでした。


―プロジェクトマネージャーになったきっかけはありますか。

 IVUSAの事業戦略本部長に子どもカンファレンスを企画していることを聞いていて、その方が僕をプロマネに推薦しまして。で、僕がやることになったんです。このときは発案段階だったから、あまり内容が決まっていなくて。そこから僕が活動内容を練ることができたことや、子ども好きなこと、それか ら、前々から後輩にいろんな役職に就いてもらって、僕から教えたかったということもあって、プロジェクトマネージャーになりました。


―子どもカンファレンスに向けての準備はどのようなことをしましたか?

 うーん。内容の一つに傾聴講演っていうのがあって、外部の方に講演していただくんです。そのため の講演の依頼に行ったり。あとは本番どういった形式で、どういったワークショップをするのかとかそういった全体の進行について進めたりがメインでした。この活動のモチーフとして、4年程前のお祭りカンファレンスっていう地域活性化活動を考えてたんだ。地域活性化についてみんなで話そうという形をイメージしてました。


―関東での活動が終わったばかりですが、感想は。

 正直、他の活動のようなドライバーや調理といった役職がない活動なので、そういった苦労はない んですが..まあー...大変でしたね。 (笑)事前もすごい大変で、他の MT(※1)2人にはすごい迷惑をかけて、進捗の方にもすごく迷惑をかけて。ははは。やっちゃったなあって。(笑)
(※1)マネジメントチームの略


―活動の参加者はどのようなことをしたのですか?

 講演を聞いて、その後IVUSAが行っている事例紹介、今どんなことやってるかっていう紹介と、それをもとにワークショップを3つほど行って、終了になりましたね。


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写真:子どもカンファレンスの様子


―プロジェクトマネージャーとして、満足のいく内容になりましたか?

 講演の内容はすごく良いものだったと思う。で、ワークショップの内容は難しいものではあったけれども、いろんなことを考えられたかと思うので参加者は充実したんじゃないかな。けれど、入念に準備や 調整をしていればもっともっと面白いものになったんじゃないかなあって思うので満足してはないかな。もうちょっとできたなっていうのとか、まだ物足りないなっていうのはあります。


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写真:子どもカンファレンスの様子


―今後子どもカンファレンスが開催される予定はありますか。

 今回は関東で8月20日に行ったんですけど、あとは10月1日に関西の大学で行われました。


―今年からIVUSAの活動に子どもの教育支援が加わりましたが、今後の子ども事業がどのように なってほしいですか?今後やりたいことも教えてください。

 活動の数を増やすっていう話が子どもチーム内ではあるんですけど、僕はどちらかというと、 活動の質を向上させたいな。あとは子どもの問題って結構身近な問題なのにあまり認知されてないっていうのもあるので、チームとしては子どもの問題を多くの人に知ってもらうほうに力を入れたい。そういったところで活動の数を増やせたらいいなあ。


―子どもの教育支援の活動で私が知っているのは栃尾ふるさとづくり活動の子ども隊ですが、他にどのような活動がありますか?

 子ども隊愛児園双葉寮の活動があって、僕とご卒業なさった OB の先輩方が一緒に企画した4月 頃の竹林食育活動だったり、あとはまだ情報を集めてる段階なんですけど、クラブ事業としては学習支援だったり防災、野外活動などいろんな種類の子どもの活動がありますね。


―私も子どもが好きなので参加したいと思いました。子ども事業について、最後に一言お願いします。

 年間チームいつでも募集していますので。子どもに興味がなくても誰でも歓迎しています。


―宣伝...(笑)。次は津坂さん自身について。IVUSA に入ったきっかけを教えてください。

 うん。高校のときからボランティアに興味があってユニセフだったり赤十字だったり関わっていたんです。 大学に入学して新勧の時期にとことこ歩いてたら IVUSA の先輩に捕まっちゃって、話を聞いてみたら 色んなことやってるんだなあって知って。遊びとかお酒が多いサークルもあるって聞いてたんですけど、 ここは結構本気で活動してるなって感じて惹かれまして。それで、入ることを決めましたね。


―IVUSA に入ってみて、期待通りでしたか?

 入ってからは理想以上で結構忙しくて、自分の好きなことが自由にできるので、「すごくやりたいことが見つかる場所だよ。」っていう先輩の言葉の意味がわかりました。


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―結構 IVUSA の活動に参加してますよね。

 前に友達と数えてみて、覚えてる限りの単発の活動と記録されているものを合わせたら、 なんだっけ、50~60 いってる、行きすぎだよ~~。でも僕よりも行ってる人もいると思います。


―すごいすね!

 まあ、いろんな所に行って、いろんなものを見たい、経験したいってのがすごく大きいですね。今のところ毎年行ってる活動は新潟県十日町市雪原カーニバル活性化活動(以下、雪原)と新潟県長岡市「長岡まつり」活性化活動(以下、長岡)だけですね。雪原は3年間参加してて、それ以外はこれ行きたい、面白そうって思ったらすぐ行ってますね。


―雪原と長岡はリピートする魅力があるんですか?

 魅力しかないですね。あの、旅行のための活動じゃないのは知ってはいるんですけれど。僕がお手本としていた先輩が、「自分が楽しまなきゃ周りの人どころかむしろ活動を殺すことになる」ってのが口癖で。確かにそうだなあって思って、災害は違うけど、行ってる活動は基本的には楽しむっていうか、 その時できることは本気でやって、失敗ばっかりしちゃっても、楽しめたらなって思ってます。


ー特に思い入れの強い活動はありますか?

 2つあるんだけど、1つはさっき言った新潟県十日町市雪原カーニバル活性化活動。すごくきれいで屋台のご飯とかがすごく美味しくて、何か、お祭り!って感じ。個人的にはやりがいのあるボランティア活動でもあるしすごい楽しい活動だな。もう1つは、今はもうやってないんですけど、避難所体験訓練っていう九十九里の活動かな?1年生で初めての夏の活動で、それが一応こどもに関する活動だったんだけれど、子ども達と一 泊二日で避難所の体験生活をするんだ。缶詰食べたりとか野外炊飯とかやって、まあそこで、初めての活動なのに調理と装備をやらされた記憶が(笑)。


ーすごい...。

 引き抜きだったんだけど、2日目はずっとロジで動いて、帰りも結局大型バスで帰らないで、ワゴン車で帰って。でも、その活動に参加したから IVUSA の子どもの活動に興味持てた。ロジ(※2)とかシステム的なところに興味を持つこともできたかな。
(※2)ロジスティックスの略


ーその活動の経験から子ども事業やロジは継続しているのですか。

 子どもはもともと好きだったから、IVUSA で子どもに関する活動をしていきたいなあって。ロジは僕ゴリッゴリのロジじゃあないから偉そうなことは言えないんだけど、ただ、一通りドライバー以外は基本的には役職は経験してはいるんです。経験したからこそ何のために各役職があるのか分かるし、これやらなかったらあの役職が困るなとか滞るなとか分かるようになりましたね。


―今年の夏はどのような活動に行きましたか?

 今年は8月の最初に長岡行って、あとは8月20日に子どもカンファレンス、で9月16、17日で竹林整備活動に行って、あとは10月1日に関西で子どもカンファレンスがあって、今年は例年より少ないからお財布に優しい...。


ーそうですね。津坂さんは4年生ですが、何かやり残したこととかありますか?残りのあと半年でやりたいこととか。

 いやあ、やり残したことしかないなあ。もっと行ったことない活動にも行きたかったし、やりたいことも沢山あるし。前年度の学生代表の砂田和樹さんがある演説で、「僕はもう1年もないけど、僕の演説を聞いてるみなさんはまだ2年も3 年もある」って。すごい心を動かすセリフ言ってるなあ〜て思ったんです、失礼ながら。けれど、そのセリフの意味が今になってやっと分かって、この残り1年ない期間を大事に過ごそうと思うようになりました。


ー後悔のないよう頑張ってください。さて、プライベートのことを聞きたいのですが、お休みの日は何をしてるのですか?

 恥ずかしいなこれ(笑)。学校も IVUSAもない日だよね?


ーそうですそうです。

 え〜基本的に僕はお金がないので、遊びに行けたり呑みに行けたら行きたいんですけど、なかなかないから...。基本的に家でゴロゴロしながらパソコンで動画たり。あと、僕は父と二人暮らしなんですけど、ローテーションでご飯作ったり、食材買いに行ったりって感じのことが多いですね。


ーへ〜。趣味とかは?

 趣味...。うーん。昔は釣りとか楽しむ程度だったけど。今は麻雀とか。料理が趣味って言えるほどそんなできるわけではないけど…パソコン?あ、ゲーム好き。それくらいかな。



ー大学生活4年間は、IVUSA が中心でしたか?

 そうだなあ。IVUSA がすごく多かったけど、高校の時所属してたボランティア団体に顔出しに行った り、あとは赤十字に今もたまに顔出したりはしてるので、とても充実した、でもウェイトが重い4年だったなって。


ーボランティアばかりですね。でもすごい。じゃあもう最後にいきます。あなたにとって IVUSA とは 何でしょう。

 僕にとって IVUSA とは「自分で創る遊び場」だと思います。


ーおもちゃで言ったらレゴみたいな感じ?

 あ〜そうだね。よく、IVUSA ってやりたいことができる場所だよって言う人がいると思うんです。自分で 企画立ててやる人もいれば、継続事業に参加する人もいるし、それ以前に自分でもし作れることになったらいろんな可能性というか、いろんな方向につなげられると思うんですよ。だから種類の違う活動 とか人と一緒に自分なりの自分が楽しいとかやりたいと思ったことを作れる場所なんじゃないかなと思ってます。


―今日はありがとうございました。


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インタビュー:花岡香奈子(東洋英和女学院大学3年)
カメラ:清野姫史(神奈川大学3年)
編集:江花日和(神奈川大学2年)



~編集後記~
クラブでお世話になっている先輩ですが、今回のインタビューで子どもカンファレンスのプロジェクトマネージャーや他の活動でもがんばっているお話聞けて新鮮でした。こんなにボランティア精神に溢れてる人だと思っていませんでした。これからも応援しています!(花岡香奈子)